こんにちは、佐藤です。
日曜日のつぶやきの部屋。今回もすごくすごくどうでも良いことなんですが、なんとなく誰かに聞いてほしかったことをつぶやかせてくだい。
流行っている食べ物に対していつも思うことがあるんですけど、「へぇ、どんなのなんだろう?」と興味は沸くものの、「ここでまんまと流行りに乗るのってなんか…」「並んでまでは別に…」みたいな、かっこつけると言うか強がると言うか。本当は気になってるくせに素直になれない、みたいな。
なので、あの空前の大ブームを起こしたタピオカもしばらくは「そんなものもあるんですね。まあ興味ないですけど?」みたいな顔をしてスルーしてたんですよね。
以前働いていたところは場所柄もあってか、月1くらいのハイペースで近所に続々とタピオカ屋ができていました。一時期は若者のほとんどがタピオカ片手に街を闊歩していて、まるで身体の一部かのように、ごくごく自然にタピオカを持ち歩いているちょっと異常な光景。
当時働いていた会社で「あそこの角に新しいタピオカ屋できましたよ!」「今日あのお店クーポンで安いです!」とか、顔を合わせる度にタピオカ情報を教えてくれるハタチの女の子がいました。
「これさっき買ってきました!美味しいですよ!」と夕方の小休憩の時間になるとコーヒーを飲むようなテンションでいつもタピオカを飲んでいました。
そんなに言われたらますます気になってくるのが人の性。
同じように”タピオカに興味はあるけど一人では行けない…”と話していた先輩に声をかけ、意を決してタピオカ屋へ。ずらりと並んだ女子高生たちの後ろにこっそり並ぶ髭モジャの先輩と自分。アラサーふたり。気まずさを耐え抜きやっとの思いでレジに到着しました。
まず驚いたのがミルクティーの種類の多さ。聞きなれない名前のお茶がズラリと鎮座しています。
(阿里山とは?ジャスミングリーンとは?)
後ろの行列も気にしつつ、伝家の宝刀「おすすめで」を繰り出し、一番人気のブラックミルクティーに決まりました。そこで店員のお姉さんから予期せぬ一言が発せられたのです。
「パールはトッピングしますか?」
「…(パール!?!?)」
謎のワードに震えを感じながら顔を見合わせるアラサーふたり。
理解していないことを察知したお姉さんがタピオカのことパールと呼ぶと優しく教えてくれました。
(むしろトッピングが今回のメインなのでもちろんお願いをしました。)
かくして無事タピオカをゲットし飲んでみた感想は…
美味しかったです。
独特の食感、ストローをランダムに通り抜けて突然口に飛び込んでくる驚きや、ビニールで密封された蓋に太めのストローを想像以上に勢いよく刺す瞬間。
トータルして、「これが噂のタピオカか…」と感じることができました。
飲み終えたあと、それだけで結構お腹いっぱいになったのでふとカロリーを調べ、そしてすぐ後悔しました。
400kcalを余裕で超えてきます。照り焼きバーガーと変わりません。飲み物だと思って甘く見ていると痛い目にあいます。
それからはタピオカを見る度に「大人しそう(ヘルシーそう)な顔して…」という気持ちになるようになってしまいました。
そもそもタピオカって何者なんだ?いきなり登場したけど何からできてるんだ?と思いこれも調べてみると、
”トウダイグサ科のキャッサバの根茎から製造したデンプンのこと”
トウダイグサもキャッサバもちょっとなんだかわかりませんでしたが、デンプン!炭水化物!通りで満腹になるわけです。あのもちもちめ。
街で見た若者たちは本当にアレを毎日のように飲んでいたのか…?
夕方の休憩で毎回飲んでいたあの彼女は…?
疑問は残るばかりですがタピオカブームもひと段落し、きっともう行列は少なくなってきた頃だと思います。自分の次に並ぶ人を気にして焦って注文することもなく、たっぷり時間をかけて選べるチャンスです。
(本当は黒糖ミルクティーとか飲んでみたい…)
リベンジタピオカを果たせる日はくるのか。
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