先日、NewsPicksというウェブ情報サービスで面白い動画がありました。コロナ下での就活に変化は起こるというテーマで議論される動画でした。本当に今の就活中の皆さんにはタメになる内容が盛り沢山だったので興味ある方はチェックしてみてください。
そこで興味深かったのでは、
「最初に就職した企業で威張っている時点でそいつはアウト。」
という話です。
大企業のの〇〇に内定もらった。業界最大手の〇〇に行きます。みたいなことで喜んでいたり、威張ることの無意味さを話しています。
あくまで学校を出て最初の勤め先はスタートライン。そこから自分がどう取り組んで自分を高めて生きていくかが全てで、何一つ威張る理由が無いと。
心の底から同意です。本当に内定先ってさほど重要じゃなくて、そこからがスタートなんですね。働き始めてからどれだけ頑張れるかです。
でも一方で、内定先の名前に威張りたくなる学生の気持ちもよく分かります。
それは日本の就活という、ある種ゲーム的な構造にも問題があると思います。内定数とか内定先の名前がその学生の優秀さをあたかも表現しているかの様な。学習塾によく、〇〇大学合格何名と大きく張り出して宣伝していますが、それに近いですかね。でも就活って大学試験の点数みたいに共通の判断指標はありませんよね。各企業で判断基準は違うし、価値観も違うわけで、学生が優秀かどうかなんて図れるわけない。内定数が多いのだって面接慣れしているだけかもしれなくて、その学生が入社後ものすごい結果を出すかなんて分からないわけです。だから大手に内定貰えば勝ち組で素晴らしい結果を出したね!なんて就活界隈の風潮がとても釈然としなわけです。
何が言いたいかというと、周りに踊らされるな。ということです。
どこまでも自分とだけ向き合ってください。自分はどんな世界で頑張りたいのか、どんな社会人になりたいのか、自分にとって仕事とは?働くとは?この会社で挑戦したいことってなんだろう?それはなぜか?
みたいに、とにかく、ひたすら、どこまでも、自分とだけ向き合ってください。自分だけを深ぼってください。
周りの就活を気にすることは無意味です。あと巷の就活のコツとかも必要以上に気にしないでください。ある程度で留めておけば参考にはなりますが。それに気を取られて自分と向き合うことが疎かになる様であれば逆効果です。正直、ES、面接のコツなんてありません。そんなのがあるなら日本で就活という活動が生まれてこの方、いまだにみんな悩むわけがない、と僕は思います。
何度も言いますが、周りに踊らされず、どこまでも自分と向き合う時間をとってください。そうやって行きたい企業を厳選してください。そして正直な思いをぶつけてください。そうやって受かった企業であれば、素晴らしいスタートを切れると思います。
内定はゴールじゃなくてスタートです。
綺麗事ではなく、本質です。
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