今回はタイトルの通り、
「社会福祉法人パライソごしき」という会社の名前が、なぜ「五彩会」、「パライソ」という名前なのか、その由来を改めてお伝えしようと思います。
名前の由来に我々のあるべき姿があります。
なぜ「五彩会」か。
まず「五」とは、5つのセグメントを意味します。「ご入居者様、ご家族、地域の方、行政、職員。」この5つです。
そして「彩」。これは、その5つのセグメントが重なり合って素敵なハーモニーを醸し出す。そんな意味が込められています。
なぜ「パライソ」か。
パライソとはスペイン語で楽園を意味します。5つのセグメントが重なり合って醸し出した素敵なハーモニーで楽園を作り出す。そんな場所でありたい。そういう意味を込めてパライソと命名しました。
そしてその楽園は5つのセグメントにとっての楽園であると共に、広く社会、世の中にとっての楽園になりたい。そんな思いが込められています。
以上の意味が、「五彩会」、「パライソ」という名前には込められています。
ですから、日々仕事をする中でも忘れないようにしているのは、我々は5つのハーモニーを創造する使命があるということです。どれかひとつでも欠けてしまっては美しい音色は出ません。5つ全てが気持ちをひとつにし、共に力を合わせ、同じ方向を見て進めてこそ、心に響く美しい音色を奏でることができます。
また、施設エントランスには我々のミッションを文章にしたボードがあるのですが、そこにはこう書かれています。
社会の功労者である高齢者が、その第二の人生をおくるにふさわしいライフステージを考えると新しい土に移された花は、そこに根を張って再び生命力をます。見事に咲き終える花を高齢者に喩えると土は住まいであり、施設であり、地域です。私たちは、利用者の視点を出発点とし「居心地のいい良い家」、「自宅でない在宅」という基本理念に沿って、ご入居者の幸せをサポートします。
この文章の思いの実現のため、人生の最期にふさわしい楽園の実現のためには、ご入居者様への尊重の気持ちを忘れることなく、ただ、お客様だからといって遠慮してしまう関係性ではなく、お互いに本音を言い合える関係性の構築が大事と考えます。我々は、例えばホテルのように一泊二泊の間の関係性ではありません。長く生活を共にします。言いたいことが言えない関係性はお互いストレスですよね。このことを常に意識していただきたく思います。
我々は日々、目の前のご入居者様、ご家族の為にと働いていると思いますが、「為に」という発想だけではなく、ご利用者様、ご家族様と「共に」何ができるだろうというのも考えています。そして同じく、地域の方、行政の方、職員の為に何ができるだろう、共に力を合わせて世の中に対して何をしていけるだろうと、発想を広げて取り組んでまいりたいと思っております。
5つのセグメントはそれぞれがそれぞれの為に働きかける関係性であると共に、共に美しいハーモニーを奏でる仲間同士でもあるのです。
そうして5つのセグメントが作り出す楽園ってどんな形だろう、楽園と言える姿ってどんな姿だろうと常に問い続け、たえず向き合っております。
以上が社名の由来です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
コメント