今日は二十四気の一つ『処暑』ですね。この頃から暑さも和らいで朝晩が過ごしやすくなると云われております🌥
確かにいわき市でも30℃を軽く超えていた日が続いておりましたが、久々に雨も降り気温も幾分下がったような感じがします。
当施設の職員にとっても、入居者様が猛暑から解放されることは大変喜ばしいことです。
さて、その入居者様方にとって必要不可欠な移動手段といえば、やはり車椅子が一番に挙げられると思います♿
ということで、本日は当施設で使用されている車椅子について少し紹介致します。
まず、こちらが一般的な車椅子です。
停止中にタイヤが動かないように固定するブレーキ。
移動中に足を乗せるフットレスト。
介助用の手押しハンドルと介助ブレーキが主なオプションとなっております。
続いて、こちらが多機能型車椅子です。入居者様が使っている中で一番多いタイプです。
一見、最初の車椅子と違いが無いように見えますが、各所のレバーを操作することで、腕を乗せるアームサポートやフットレストを取り外したり、背もたれを倒すことができます。
こうすることによって足の巻き込みを始めとする怪我の元を防ぎ、入居者様の車椅子からの移乗もスムーズに行えるのです。
続いて、こちらも多機能型車椅子ですが、先程の物と大きな違いが一つあります。
写真では少し判りにくいかもしれませんが、右の方が横幅が広く作られており、大柄な方が使用するための車椅子となっております。
最後に、こちらの女性入居者様専用の車椅子を紹介します。
他の車椅子との最大の違いは、後ろにこのようなレバーが付いていることです。
この黄色のレバーを上げておくと、入居者様がトイレなどで立ち上がった際に、自動でブレーキがかかりタイヤが動かなくなる仕組みです。
つまり転倒・転落防止用です。
このように、入居者様の足として欠かすことができない車椅子にも様々な種類があります。
本日も入居者様は、車椅子をご自分で動かされたり、職員の手を借りたりされながら、施設内を自由に歩き回っておりました🙂
【おまけ】
こちらはリクライニング車椅子です。
主に車椅子での座位が保てなかったり、体調を崩すなどして出来るだけ体を横にする必要のある入居者様が使用されます。
食事等で体を起こす場合は、背部のレバーを操作することで背もたれの角度を変更することができます。
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